日本では、湿度が高く床下に湿気がこもりやすいため、木材の劣化を早めてしまうのを防ぐために昔から住宅の基礎は高めの物が
多いのです。ひまわりほーむの家は「高基礎の家」、その高さは1m20㎝です。建築基準法では基礎の高さが30㎝以上と定められ
ており、一般的にはだいたい40㎝の住宅が多いので、その約3倍にあたります。
そのため、ひまわりほーむの住宅は湿気がこもりにくく通気性に優れているのが特徴です。
ひまわりほーむでは、耐震性や湿気対策の点を考慮し、コンクリート強度が100年以上耐用できる「フルベース基礎」を採用しています。 フルベース基礎は布基礎と違って、耐震性や耐久性、結露対策に優れています。
基礎の一番上と下は、配筋の太さが16㎜あります。
一般的には13㎜がほとんどなので、これほど太い配筋を使っているのはひまわりほーむならではと言えます。
基礎だけで計算すると、当社の基礎はすべて耐震性を表す等級が構造等級3(最高等級)にあたります。
基礎巾は120~150mmのものが一般的に多く用いられますが、当社の基礎巾は160mm(16cm)もあります。これは、
です。長期優良住宅の規定をクリアするためには必須項目となります。 ちなみにコンクリート強度30N/mm²というと、ダム建設(土木レベル)の強度!通常の1.5倍の強度となります。(下表参照) 当社では、水セメント比を通常55%のところ50%以下にしてセメントの比率を高くすることで強度がより強くなるようにしています。。
住 宅 | コンクリート強度 | 大規模修繕不要期間 |
---|---|---|
ローコスト住宅 | 30年 | 18N/mm² |
一般的な住宅 | 50年 | 21N/mm² |
当社の長期優良住宅 | 100年 | 30N/mm² |
家づくりの際に、初めから「基礎」のことを考えて作ることは少ないかもしれません。
高基礎の家は、暮らし始めて実感できる嬉しいメリットがたくさんあるのです。
床下が120㎝もあるので、使っていない冬用タイヤやスコップ、自転車なんかも収納しておくことができます。
外に出入口を設置するので、出し入れもラクラク便利!
土台部分が通常基礎よりも75㎝高いところに位置しています。そのため、湿気による腐朽を軽減できるのは、もちろんのこと、白アリやネズミの被害を防ぐ効果もあります。
近年、異常気象が日常になっています。35℃以上の気温が当たり前で、今では40℃になる日も。そして、日本各地でゲリラ豪雨が発生し、河川の氾濫が起こっています。 このような水害による床上浸水から、家を守ってくれます。
侵入窃盗で一番多いのは「一戸建て住宅」で、41.0%です。そして、その中でも一番多い侵入口は「窓」で、57.6%と半数以上を占めています。
ひまわりほーむの高基礎の家は基礎高が1.2mで、中連窓の高さまで約2.3mあります。さらにサッシの鍵までとなると、外から手を伸ばしてもなかなか手が届かないため、防犯効果に優れています。
給排水の配管も床下に通っているため、床下から手軽に配管のメンテナンスができます。 水漏れなどの急な給排水トラブルでも、すぐに対処することができるので安心。